堂林翔太というジレンマ

 　カープ期待のプリンス、堂林。

　自分ももちろん期待している一人です。いつかは三十本。せめてニ十本、みたいな。

　ニ十本はいけるだろうと思いながら、もう堂林も３１歳。

　……いつ打つの？

　まあ、準レギュラーとしては十二分の働きですが。

　去年は１０１試合で８本。だけど、代打もよくあったし、それでも打っていたし。

　一年スタメンなら二桁打っていたか。

　守備は、サードは下手だけど、内外野守れる一応ユーティリティプレイヤー。

　だけど、「こんなもんじゃないだろう」というのが、どうしても頭から抜けません。

　野間とか、緒方が高評価していたけど、こんなもんだろうって思える。トリプルスリーはまず無理だろう。

　野間は突き抜けたものがあるし。走塁の速さ。守備。

　今くらいの打率なら、スタメンでいいと思う。

　

　堂林には、そういったインパクトのようなものが欠けている。

　いつまでも、統一球時代に１４本打ったと言ってられない。

　もうひと伸び、して欲しいです。